【チョコレートは喉に悪い!?】ボーカルの喉に悪影響を及ぼす生活習慣と食生活60選/日本音楽能力検定協会

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日本音楽能力検定協会です。
今回は、ボーカルの喉にとって悪影響を及ぼす生活習慣と食生活を60選にまとめてご紹介させていただきます。
それぞれの具体的な影響も補足させていただいておりますので、ご参照くださいませ。
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1.アルコール
アルコールは強い脱水作用を持ち、声帯を潤すために必要な水分を奪ってしまいます。酔うと大声を出したり無理な声の使い方をしやすく、声帯への物理的ダメージも起こりやすくなります。

2.喫煙
煙に含まれるタールや有害ガスが、声帯の粘膜を刺激・焼き、慢性的な炎症を引き起こします。長年吸っていると声が太く低くなり、「スモーカーズ・ボイス」と呼ばれる独特の声質変化が起こります。

3.カフェイン(大量摂取)
カフェインは利尿作用によって体の水分バランスを崩し、喉や声帯を乾燥させてしまいます。乾いた状態での発声は摩擦が強く、炎症やポリープの原因になります。

4.エナジードリンク
多量のカフェイン、糖分、添加物が喉に悪影響を与えます。刺激性が強いため、喉がヒリヒリする、乾燥するなどの症状が出ることがあります。

5.炭酸飲料
炭酸による刺激で胃酸の逆流を促しやすく、酸が喉を焼いてしまうことがあります。また、ゲップが出やすく、発声の妨げにもなります。

6.乳製品(特に歌う直前)
乳製品は人によっては痰を出やすくし、喉に違和感を残すことがあります。共鳴や響きが鈍くなり、歌唱の繊細なコントロールが難しくなることがあります。

7.辛い食べ物
唐辛子や香辛料は粘膜を刺激し、炎症や咳き込みを誘発します。発声直前に食べると、声帯が腫れて発声の自由度が下がります。

8.酸っぱいもの(レモン、酢など)
酸性の強い食品は胃酸の分泌を刺激し、逆流を引き起こす可能性があります。これにより、声帯に直接酸が当たり、声が枯れる原因となります。

9.チョコレート
カフェインや脂質を多く含み、粘膜に膜を張るように作用して声の響きを鈍らせることがあります。喉に痰が絡む感覚を覚える人もいます。

10.ナッツ類
細かい粒が喉に入り込みやすく、咳き込んだり声が途切れる原因に。乾燥した状態での摂取は特にリスクが高く、練習前には避けたい食品です。

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11.塩分の多い食品
塩分の摂りすぎは体内の水分を奪い、声帯や喉の乾燥を招きます。これにより、高音の伸びが悪くなったり、ガサガサした声質になりがちです。

12.揚げ物・脂っこいもの
脂肪分が喉に粘膜を残し、発声時の響きや明瞭さを損ないます。胃もたれによる逆流のリスクもあるため、発表会やレコーディング前は避けるのが賢明です。

13.冷たい飲み物
急激な冷却によって喉の筋肉が収縮し、発声が硬くなります。温まる前に無理に高音を出すと、声帯に負担がかかりやすくなります。

14.熱すぎる飲み物
高温の液体は喉の粘膜を火傷させ、数日間にわたってダメージを残す可能性があります。敏感な声帯には特に悪影響です。

15.甘いジュースや炭酸飲料
高濃度の糖分が喉に張りつくことで、細菌の繁殖や乾燥感を引き起こします。すぐに声が枯れやすくなる人もいます。

16.濃い緑茶(特に空腹時)
カフェインとタンニンが声帯を乾かすだけでなく、空腹時の摂取で胃への刺激が増し、逆流症状を引き起こすこともあります。

17.断食や食事制限(極端なもの)
体の水分や栄養が不足することで、喉の修復や粘膜の維持が追いつかなくなります。力が出ず、声のコントロールも不安定になります。

18.過食や早食い
胃が膨れることで横隔膜の動きが制限され、深い呼吸がしづらくなります。歌のフレージングやブレスコントロールにも影響します。

19.暴飲暴食
内臓疲労が蓄積し、自律神経が乱れて喉の筋肉にまで影響を及ぼします。喉の動きが悪くなり、音程や発音の精度が下がることがあります。

20.胃酸逆流(逆流性食道炎)
胃酸が喉に流れると、声帯を焼いてしまい、炎症・かすれ・痛み・低音域の不安定さを引き起こします。慢性化すると声が戻りにくくなります。

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21.アレルギー食品の摂取
アレルゲンに反応すると、喉がかゆくなったり腫れたりして、声がかすれたり出しづらくなります。花粉症と同様、免疫反応が粘膜に影響します。

22.添加物の多い加工食品
保存料・香料・化学調味料などが喉の粘膜を刺激し、違和感・乾燥・咳を引き起こす可能性があります。

23.人工甘味料(特に大量摂取)
天然の糖と違い、分解されにくいため、喉に残って刺激を感じることがあります。発声前の摂取には注意が必要です。

24.サプリメントの過剰摂取
一部の栄養素(ビタミンAや鉄など)は、過剰摂取で粘膜に負担をかけたり、ホルモンバランスを乱すことがあります。

25.脱水状態
水分不足は声帯にとって致命的です。潤滑性が失われ、声がかすれたり、声帯の疲労回復が遅れたりします。

26.水分摂取不足(慢性的)
歌う時だけでなく、日常的に水分が足りていないと、粘膜のバリアが弱まり、声がかすれやすくなります。

27.利尿剤(医師の管理なく使用)
無理な水分排出で喉が乾き、筋肉の動きにも影響が出ます。特に高音域の不安定さや音程のブレが生じやすくなります。

28.風邪薬(抗ヒスタミン含有)
鼻水や痰を止める薬は、同時に喉の潤いも奪います。喉が乾燥し、ガサガサした音になりやすいです。

29.うがい薬の使いすぎ
殺菌成分で喉の常在菌まで殺してしまい、防御力が低下。喉の乾燥・ひりつき・刺激感が続くこともあります。

30.のど飴のなめすぎ
一見喉に良さそうですが、糖分やメントールが過剰だと逆に刺激となり、違和感・乾燥を引き起こすことがあります。

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31.猫背
猫背になると横隔膜が下がりにくくなり、深い呼吸ができません。胸式呼吸に偏り、声が浅く響かなくなる原因になります。

32.顎の突き出し
顎が前に出ると、喉が詰まりやすくなり、声の抜けが悪くなります。高音やピッチの安定にも悪影響があります。

33.首を傾けて歌う癖
首に不自然なテンションがかかり、喉や声帯の可動域が制限されます。長時間続けると筋肉疲労が蓄積し、声が枯れやすくなります。

34.浅い呼吸(胸式呼吸)
胸式呼吸だけでは安定した息が送れず、ロングトーンやダイナミクスが不安定になります。声が細く、力のない印象に。

35.息を止めて歌う癖
発声時に息を止めると、喉や肩に力が入り、音程やリズムが狂いやすくなります。持久力も落ち、すぐ疲れます。

36.無理な腹式呼吸
腹式呼吸を「お腹を膨らますこと」と誤解して力みすぎると、腹圧が不自然に上がり、逆に声の伸びを邪魔します。

37.強すぎる息(ブレスの勢い)
息が強すぎると声帯を必要以上にぶつけてしまい、炎症やポリープの原因になります。マイク乗りも悪くなる傾向があります。

38.息の吸いすぎ
必要以上に吸ってしまうと、体が固まり、コントロールが難しくなります。無駄な緊張が発声の妨げに。

39.睡眠不足
回復が追いつかず、声帯の腫れや疲れが取れません。集中力や音感にも悪影響が出るため、パフォーマンス全体にマイナスです。

40.寝すぎ(過眠)
睡眠時間が長すぎると、逆に喉がむくんで声が出にくくなることがあります。特に朝起きた直後は声が低くなりがちです。

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41.寝る前の過食
就寝直前に食事をとると胃酸が逆流しやすく、声帯に炎症を引き起こします。朝の発声に影響が出るケースが多いです。

42.口呼吸の癖
口で息をすると喉が乾燥しやすく、風邪や炎症のリスクが増します。発声時の支えも不安定になります。

43.鼻詰まり(慢性鼻炎など)
鼻が使えないと常に口呼吸になり、喉が乾燥。共鳴腔の一部が使えなくなり、響きのある声が出にくくなります。

44.寝不足によるむくみ
睡眠が足りないとリンパや血流の循環が悪くなり、喉がむくみます。結果として声がこもったり、音域が狭くなります。

45.声を出しすぎ(過用)
長時間の発声や大声を出し続けることは、声帯を摩耗させ、疲労・炎症・結節などを引き起こします。回復には休息が不可欠です。

46.声を出さなさすぎ(不使用)
声帯も筋肉なので、使わないと衰えます。使わなさすぎると音域が狭くなったり、声の立ち上がりが悪くなります。

47.早朝の発声
起床直後は声帯がまだ起きておらず、むくみや可動域の制限があります。急に歌うと負荷がかかりすぎることも。

48.運動不足
全身の循環が悪くなると、喉の血流も悪くなり、声の回復や響きが悪くなります。スタミナ不足にもつながります。

49.過度の筋トレ(特に腹筋・胸筋)
筋肉の硬直により呼吸が浅くなりがちです。特に大胸筋を鍛えすぎると胸郭の可動域が狭まり、呼吸が制限されます。

50.喉周りのストレッチ不足
首や肩が硬いと、喉も連動して動きが悪くなります。発声の自由度が狭まり、高音や音跳びが苦しく感じやすくなります。

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51.姿勢が悪い椅子やベッドでの生活
反り腰・猫背など不自然な姿勢が癖になると、呼吸・発声に大きな悪影響を及ぼします。特にソファで寝るなどは要注意です。

52.エアコンの風(直接)
乾燥した風が喉に直接当たると、声帯の潤いが奪われ、カサカサした声やかすれ声になりやすいです。

53.加湿不足の室内
湿度が低いと、喉の乾燥が進み、炎症や声枯れの原因になります。特に冬場やエアコン使用時は注意が必要です。

54.騒音の多い環境での発声
周囲がうるさいと無意識に大声になり、喉を酷使しやすくなります。これが日常になると慢性的なダメージにつながります。

55.カラオケでの連続高音
無理に高音を出し続けると、声帯に大きな負担がかかり、炎症・ポリープ・音域の後退などを引き起こします。

56.高すぎるキーでの練習
自分の声域に合っていない高さで練習を続けると、喉を締めたり無理な力を使ってしまい、習慣化すると喉を壊します。

57.舌の位置が不安定
舌が後ろに落ち込むと、喉が詰まりやすく、発音がこもりがちになります。共鳴にも悪影響を与えます。

58.喉に力が入りすぎる癖
「頑張って声を出す」ことが癖になると、喉が固まり、筋肉のバランスが崩れていきます。音程や音量の操作が難しくなります。

59.練習時の声量が一定でない
力任せで歌ったり、小声で誤魔化したりと、安定しない声量は声帯の使い方を誤らせ、長期的には音痴や声枯れにつながります。

60.空調の効きすぎる場所での練習
極端に乾燥・冷却された空気の中では、喉の筋肉も硬直し、怪我のリスクが高まります。筋肉の準備が整わないまま使うことに。

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