2025/04/30
日本音楽能力検定協会です。
本日はピアノを始めたばかりの方に必ず最初にやっていただきたい練習法を10選にまとめてお伝え致します。
初期段階でこの10項目を体に染み込ませておく、習慣として行えるようにしておくことで基礎が固まり、その後の上達スピードが全く異なってきますので、ぜひご参照くださいませ。
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■やり方:
•鍵盤の「ドレミファソ(CDEFG)」を使う。
•右手は「親指=1、人差し指=2、中指=3、薬指=4、小指=5」でドからソまで弾く。
•左手は「小指=5、薬指=4、中指=3、人差し指=2、親指=1」でドからソまで弾く(逆の動き)。
■コツ:
•指先で鍵盤を押す。手のひらが寝ないように。
•指を立てすぎず、手のひらに小さな生卵を持っているようなイメージで、卵を握りつぶさないよう、かつ、卵を落としてしまわないようそっと包んでおくようなフォームで。
•椅子の高さ:
•腕を自然に下ろし、鍵盤に手を乗せた時に「肘が鍵盤より少し高いか、ほぼ水平」になるのが理想。
•高すぎると肩に力が入り、低すぎると手首や前腕に負担がかかる。
•椅子との距離:
•腰を深く座り、肘を少し前に出した状態で、自然に鍵盤に手が届く距離。
•身体が前のめりにならないように注意。
2.座り方
•腰をしっかり立てて座る(猫背はNG)。
•骨盤の上に背骨が自然に乗る感覚を意識。
•腰は深くかけすぎず、椅子の3分の2くらいに座るのが一般的。
•足の裏はしっかり床につけ、ぶらぶらしないよう安定させる。
3.肩・腕・肘
•肩の力を抜く。肩が上がってしまわないように注意。
•肘は少し外側に開き、腕全体が自然に前へ出る位置に。
•肘を支点にするというより、腕全体を脱力して重力で落とすイメージ。
4.手首・手の形
•手首は落とさず、鍵盤とほぼ水平か、わずかに高めに保つ。
•手のひらは軽く卵を持つようなカーブ。
•指は伸ばさず、自然に丸く。指の腹〜指先で鍵盤を押す感じ。
5.指の使い方
•各指が独立して動くように訓練していく(最初は難しくてもOK)。
•指の第2関節(中間の関節)を意識して「しなる」ように使う。
•力を指に集中させるのではなく、腕の重みを指に乗せるイメージが理想。
6.目線と呼吸
•目線は譜面と鍵盤をバランスよく見る。
•呼吸を止めない。自然に深く息をしながら演奏するとリラックスできる。
•手首が落ちていないか?
•背中が丸まっていないか?
•指の形が崩れていないか?
•両足でしっかり体重を支えられているか?
【補足:子どもや小柄な人の場合】
•足が床に届かない場合は足台を使う。
•手が小さいうちは、無理に大きな音やオクターブを出そうとしない。
■注意点:
•指を伸ばしすぎず、軽く丸める。指先で弾く意識。
•手の形が崩れないように。
■よくあるミス:
•指を寝かせて、指の腹で弾いてしまう。
•どの指で弾いてもいいと思って、毎回指番号がバラバラになる。
•目的:音階と指くぐりに慣れる
•やり方:右手は1-2-3-1-2-3-4-5(親-人-中-親(ここでくぐる)-人-中-薬-小)、左手は5-4-3-2-1-3-2-1(小-薬-中-人-親-中(ここでまたぐ)-人-親)で弾く。
■やり方(右手):
•指番号:1-2-3-1-2-3-4-5
•「ド・レ・ミ」で親指から3の指まで弾いたら、親指を下にくぐらせてファへ。
■左手:
•指番号:5-4-3-2-1-3-2-1
•ミのあとで中指(3)を親指の上にまたがせるようにソを弾く。
■コツ:
• スムーズな「指くぐり・指またぎ」を意識。
• 無理に早くせず、スローに丁寧に。
■注意点:
•「指くぐり」「指またぎ」は手をねじらず、スムーズに。
•手首を使いすぎない。指が主役。
■よくあるミス:
•指くぐりで勢いよく手を動かしすぎて、音が乱れる。
•指番号を無視して弾きやすい指で弾いてしまう。
•ドレミファソだけで終わってしまい、ラシドまで行かない。
•やり方: ハノンなどの基礎練習を行い、指を鍛える
■やり方:
•両手で「ド・ミ・ファ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ」次に「レ・ファ・ソ・ラ・シ・ラ・ソ・ファ」のように上がっていく※ハノン1番
■コツ:
•まずは片手ずつ練習してから両手を合わせる。
•強く弾こうとせず、脱力した状態で芯のある音が出るようになるまで繰り返す。
■ 注意点:
•最初はスピードや強さよりも正確さを重視する。
•両手の音のタイミングをぴったりと揃える意識。
■ よくあるミス:
•強く弾こうとするあまり力んでしまう。
•両手のリズムが狂ってしまう。
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• 例: 「キラキラ星」「チューリップ」など。
■やり方(例:キラキラ星):
•「ドドソソララソ〜」というメロディを右手だけで弾く。
•指番号をメモして、毎回同じ指で弾く。
■コツ:
•楽譜が難しければ、ドレミ表記の楽譜を使うと◎。
•「歌いながら」弾くとリズム感も自然に身につく。
■注意点:
•まずはゆっくり正確に。速く弾こうとしない。
•指番号を決めて、それを毎回守ること。
■よくあるミス:
•指を使い分けず、1本の指(例:人差し指)だけで全部弾く。
•リズムが曖昧になって、歌と違う感じになる。
•同じフレーズで毎回指番号が違って安定しない。
•やり方: 楽譜のリズムを見て、音を出さずにリズムだけ打つ。
■やり方:
•譜面を見ながら、机や太ももを手拍子やトントンでリズムだけを表現。
•例:4分音符=タン、8分音符=タタ、2分音符=ターン、など。
■コツ:
•メトロノームやリズムアプリを使うとより正確になる。
•実際の演奏でも、リズムがブレないのは大事!
■ 注意点:
•メトロノームと一緒に行うとより効果的。
•「感じる拍」と「打つタイミング」を一致させる。
■ よくあるミス:
•リズムが速くなったり遅くなったりして一定にならない。
•4分音符と8分音符の区別がつかない。
•リズムを打つ前に譜読みで迷って時間がかかる。
•コツ:「ト音記号の真ん中はミ」「ヘ音記号の下の線はファ」など位置で覚える。
■やり方:
•ト音記号→中央の「ミ」から上に「ファ・ソ・ラ・シ・ド」と数えて覚える。
•ヘ音記号→下の「ファ」から下に「ミ・レ・ド・シ…」と読む。
■コツ:
•ト音記号=右手、ヘ音記号=左手とリンクさせて覚える。
•音名と鍵盤位置を結びつけて覚えると◎。
■注意点:
•音を「線か間か」「上か下か」で判断する。
•ド〜ド(1オクターブ)の位置を覚えてから広げる。
■よくあるミス:
•「何の音か」をその都度数え直して時間がかかる。
•ト音記号とヘ音記号を混同する。
•同じ音でも違う鍵盤を押してしまう(例:中央ドじゃないド)。
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•やり方: ゆっくり、力まず練習するのがポイント。
■やり方(例:ハノン No.1):
•「ドレミファソ、レミファソラ…」と上昇・下降する形を繰り返す。
•同じリズム・テンポで指を均等に動かす。
■コツ:
•力を入れずに、ゆっくり・滑らかに。
•毎日5分でもOK!継続が命。
■注意点:
•腕や手首の力を抜いて、指だけで弾く感覚を意識。
•音の粒をそろえて、どの指も均等な音量で。
■よくあるミス:
•速さを求めて雑になる。
•力みすぎて腕や肩が固くなる。
•特定の指(薬指・小指)が極端に弱くて音が抜ける。
•やり方: 片手で三和音を弾く練習。C=ドミソ、F=ファラドなど。
■やり方:
•右手で三和音を弾く。
•Cコード:ド・ミ・ソ(C-E-G)
•Fコード:ファ・ラ・ド(F-A-C)
•Gコード:ソ・シ・レ(G-B-D)
■コツ:
•まずは「白鍵だけのコード」で構成された曲を選ぶと簡単。
•慣れたら左手で1音(ルート)、右手で和音という形に。
■注意点:
•指を固定し、鍵盤の中心をしっかり押さえる。
•指を「ねじる」ような動きは避け、指の腹で支える。
■よくあるミス:
•和音のバランスが悪く、一部の音だけ大きくなる。
•指の配置が不安定で毎回違う場所を押す。
•CとFなど、コードを移るときに手の形が崩れる。
•やり方:音の長さをきちんと意識し、レガート(なめらかに)やスタッカート(短く)を丁寧に弾く。
■やり方:
•楽譜通りに「音を伸ばす」→「切る」をしっかり守って弾く。
•レガート(滑らかに)とスタッカート(短く切る)も意識して弾き分け。
■コツ:
•足のペダルを使う前に、指で音の長さを表現する力をつけましょう。
•メトロノームと一緒に弾くと長さの感覚がつかみやすい。
■注意点:
•「何拍伸ばすか」をしっかりカウント。
•ペダルに頼らず、指でつなぐ(レガート)意識。
■よくあるミス:
•音を途中で切ってしまう(レガートが切れてる)。
•リズムに集中するあまり、音の長さを意識しなくなる。
•伸ばす音が終わる前に次の音を弾いてしまう。
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•やり方:スマホ録音でOK。弾いたあと、聞き直してミスやリズムのズレを確認。
■やり方:
•スマホやICレコーダーで、練習中の演奏を録音。
•再生して、以下をチェック:
•音の間違い
•リズムのズレ
•強弱の付け方(表現力)
■コツ:
•最初は恥ずかしいかも知れませんが、自分の癖に気付ける。
•成長記録にもなるため、毎日続けるとモチベーションが上がる。
■注意点:
•聞き返すときは、「テンポ・音のミス・リズム・強弱」に注目。
•改善点をメモしておくと次回に活かせる。
■よくあるミス:
•聞き返すのが恥ずかしくて録音だけして終わる。
•聞いたときに「何が良くて何が悪いか」を判断しない。
•毎回同じミスをしていても気づけない。
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本日はピアノを始めたばかりの方に必ず最初にやっていただきたい練習法を10選にまとめてお伝え致します。
初期段階でこの10項目を体に染み込ませておく、習慣として行えるようにしておくことで基礎が固まり、その後の上達スピードが全く異なってきますので、ぜひご参照くださいませ。
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1.ピアノを弾く時の姿勢と手のフォーム
ピアノを弾く時の正しいフォームと姿勢は、演奏の安定性・スムーズさ・脱力・表現力・怪我防止のすべてに関わる超重要なポイントです。■やり方:
•鍵盤の「ドレミファソ(CDEFG)」を使う。
•右手は「親指=1、人差し指=2、中指=3、薬指=4、小指=5」でドからソまで弾く。
•左手は「小指=5、薬指=4、中指=3、人差し指=2、親指=1」でドからソまで弾く(逆の動き)。
■コツ:
•指先で鍵盤を押す。手のひらが寝ないように。
•指を立てすぎず、手のひらに小さな生卵を持っているようなイメージで、卵を握りつぶさないよう、かつ、卵を落としてしまわないようそっと包んでおくようなフォームで。
基本姿勢・フォームの全体像
1.椅子の位置と高さ•椅子の高さ:
•腕を自然に下ろし、鍵盤に手を乗せた時に「肘が鍵盤より少し高いか、ほぼ水平」になるのが理想。
•高すぎると肩に力が入り、低すぎると手首や前腕に負担がかかる。
•椅子との距離:
•腰を深く座り、肘を少し前に出した状態で、自然に鍵盤に手が届く距離。
•身体が前のめりにならないように注意。
2.座り方
•腰をしっかり立てて座る(猫背はNG)。
•骨盤の上に背骨が自然に乗る感覚を意識。
•腰は深くかけすぎず、椅子の3分の2くらいに座るのが一般的。
•足の裏はしっかり床につけ、ぶらぶらしないよう安定させる。
3.肩・腕・肘
•肩の力を抜く。肩が上がってしまわないように注意。
•肘は少し外側に開き、腕全体が自然に前へ出る位置に。
•肘を支点にするというより、腕全体を脱力して重力で落とすイメージ。
4.手首・手の形
•手首は落とさず、鍵盤とほぼ水平か、わずかに高めに保つ。
•手のひらは軽く卵を持つようなカーブ。
•指は伸ばさず、自然に丸く。指の腹〜指先で鍵盤を押す感じ。
5.指の使い方
•各指が独立して動くように訓練していく(最初は難しくてもOK)。
•指の第2関節(中間の関節)を意識して「しなる」ように使う。
•力を指に集中させるのではなく、腕の重みを指に乗せるイメージが理想。
6.目線と呼吸
•目線は譜面と鍵盤をバランスよく見る。
•呼吸を止めない。自然に深く息をしながら演奏するとリラックスできる。
チェックポイント:理想的なフォームになっているか?
•肩や首、背中が緊張していないか?•手首が落ちていないか?
•背中が丸まっていないか?
•指の形が崩れていないか?
•両足でしっかり体重を支えられているか?
【補足:子どもや小柄な人の場合】
•足が床に届かない場合は足台を使う。
•手が小さいうちは、無理に大きな音やオクターブを出そうとしない。
■注意点:
•指を伸ばしすぎず、軽く丸める。指先で弾く意識。
•手の形が崩れないように。
■よくあるミス:
•指を寝かせて、指の腹で弾いてしまう。
•どの指で弾いてもいいと思って、毎回指番号がバラバラになる。
2.Cメジャースケール(ドレミファソラシド)の練習
•目的:音階と指くぐりに慣れる
•やり方:右手は1-2-3-1-2-3-4-5(親-人-中-親(ここでくぐる)-人-中-薬-小)、左手は5-4-3-2-1-3-2-1(小-薬-中-人-親-中(ここでまたぐ)-人-親)で弾く。
■やり方(右手):
•指番号:1-2-3-1-2-3-4-5
•「ド・レ・ミ」で親指から3の指まで弾いたら、親指を下にくぐらせてファへ。
■左手:
•指番号:5-4-3-2-1-3-2-1
•ミのあとで中指(3)を親指の上にまたがせるようにソを弾く。
■コツ:
• スムーズな「指くぐり・指またぎ」を意識。
• 無理に早くせず、スローに丁寧に。
■注意点:
•「指くぐり」「指またぎ」は手をねじらず、スムーズに。
•手首を使いすぎない。指が主役。
■よくあるミス:
•指くぐりで勢いよく手を動かしすぎて、音が乱れる。
•指番号を無視して弾きやすい指で弾いてしまう。
•ドレミファソだけで終わってしまい、ラシドまで行かない。
3.打鍵力の向上
•目的: 鍵盤をしっかりと打鍵し、芯のある音が出るようにする•やり方: ハノンなどの基礎練習を行い、指を鍛える
■やり方:
•両手で「ド・ミ・ファ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ」次に「レ・ファ・ソ・ラ・シ・ラ・ソ・ファ」のように上がっていく※ハノン1番
■コツ:
•まずは片手ずつ練習してから両手を合わせる。
•強く弾こうとせず、脱力した状態で芯のある音が出るようになるまで繰り返す。
■ 注意点:
•最初はスピードや強さよりも正確さを重視する。
•両手の音のタイミングをぴったりと揃える意識。
■ よくあるミス:
•強く弾こうとするあまり力んでしまう。
•両手のリズムが狂ってしまう。
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4.簡単な童謡・メロディの片手練習
•目的: 音符と鍵盤の位置を一致させる練習• 例: 「キラキラ星」「チューリップ」など。
■やり方(例:キラキラ星):
•「ドドソソララソ〜」というメロディを右手だけで弾く。
•指番号をメモして、毎回同じ指で弾く。
■コツ:
•楽譜が難しければ、ドレミ表記の楽譜を使うと◎。
•「歌いながら」弾くとリズム感も自然に身につく。
■注意点:
•まずはゆっくり正確に。速く弾こうとしない。
•指番号を決めて、それを毎回守ること。
■よくあるミス:
•指を使い分けず、1本の指(例:人差し指)だけで全部弾く。
•リズムが曖昧になって、歌と違う感じになる。
•同じフレーズで毎回指番号が違って安定しない。
5.リズム打ち練習(手拍子や机トントン)
•目的: 拍感・リズム感を養う•やり方: 楽譜のリズムを見て、音を出さずにリズムだけ打つ。
■やり方:
•譜面を見ながら、机や太ももを手拍子やトントンでリズムだけを表現。
•例:4分音符=タン、8分音符=タタ、2分音符=ターン、など。
■コツ:
•メトロノームやリズムアプリを使うとより正確になる。
•実際の演奏でも、リズムがブレないのは大事!
■ 注意点:
•メトロノームと一緒に行うとより効果的。
•「感じる拍」と「打つタイミング」を一致させる。
■ よくあるミス:
•リズムが速くなったり遅くなったりして一定にならない。
•4分音符と8分音符の区別がつかない。
•リズムを打つ前に譜読みで迷って時間がかかる。
6.五線譜・音符の読み方練習
•目的:楽譜を読めるようにする•コツ:「ト音記号の真ん中はミ」「ヘ音記号の下の線はファ」など位置で覚える。
■やり方:
•ト音記号→中央の「ミ」から上に「ファ・ソ・ラ・シ・ド」と数えて覚える。
•ヘ音記号→下の「ファ」から下に「ミ・レ・ド・シ…」と読む。
■コツ:
•ト音記号=右手、ヘ音記号=左手とリンクさせて覚える。
•音名と鍵盤位置を結びつけて覚えると◎。
■注意点:
•音を「線か間か」「上か下か」で判断する。
•ド〜ド(1オクターブ)の位置を覚えてから広げる。
■よくあるミス:
•「何の音か」をその都度数え直して時間がかかる。
•ト音記号とヘ音記号を混同する。
•同じ音でも違う鍵盤を押してしまう(例:中央ドじゃないド)。
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7.指の独立トレーニング(ハノン初級など)
•目的: 指1本1本を強く・均等に使えるようにする•やり方: ゆっくり、力まず練習するのがポイント。
■やり方(例:ハノン No.1):
•「ドレミファソ、レミファソラ…」と上昇・下降する形を繰り返す。
•同じリズム・テンポで指を均等に動かす。
■コツ:
•力を入れずに、ゆっくり・滑らかに。
•毎日5分でもOK!継続が命。
■注意点:
•腕や手首の力を抜いて、指だけで弾く感覚を意識。
•音の粒をそろえて、どの指も均等な音量で。
■よくあるミス:
•速さを求めて雑になる。
•力みすぎて腕や肩が固くなる。
•特定の指(薬指・小指)が極端に弱くて音が抜ける。
8.簡単なコード弾き(C、F、Gなど)
•目的: 和音に慣れる•やり方: 片手で三和音を弾く練習。C=ドミソ、F=ファラドなど。
■やり方:
•右手で三和音を弾く。
•Cコード:ド・ミ・ソ(C-E-G)
•Fコード:ファ・ラ・ド(F-A-C)
•Gコード:ソ・シ・レ(G-B-D)
■コツ:
•まずは「白鍵だけのコード」で構成された曲を選ぶと簡単。
•慣れたら左手で1音(ルート)、右手で和音という形に。
■注意点:
•指を固定し、鍵盤の中心をしっかり押さえる。
•指を「ねじる」ような動きは避け、指の腹で支える。
■よくあるミス:
•和音のバランスが悪く、一部の音だけ大きくなる。
•指の配置が不安定で毎回違う場所を押す。
•CとFなど、コードを移るときに手の形が崩れる。
9.ペダル無しでの正確な音の長さの意識
•目的:音をつなげる、切るを正確に•やり方:音の長さをきちんと意識し、レガート(なめらかに)やスタッカート(短く)を丁寧に弾く。
■やり方:
•楽譜通りに「音を伸ばす」→「切る」をしっかり守って弾く。
•レガート(滑らかに)とスタッカート(短く切る)も意識して弾き分け。
■コツ:
•足のペダルを使う前に、指で音の長さを表現する力をつけましょう。
•メトロノームと一緒に弾くと長さの感覚がつかみやすい。
■注意点:
•「何拍伸ばすか」をしっかりカウント。
•ペダルに頼らず、指でつなぐ(レガート)意識。
■よくあるミス:
•音を途中で切ってしまう(レガートが切れてる)。
•リズムに集中するあまり、音の長さを意識しなくなる。
•伸ばす音が終わる前に次の音を弾いてしまう。
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10.録音して聞き返す習慣
•目的:自分の癖を客観視する•やり方:スマホ録音でOK。弾いたあと、聞き直してミスやリズムのズレを確認。
■やり方:
•スマホやICレコーダーで、練習中の演奏を録音。
•再生して、以下をチェック:
•音の間違い
•リズムのズレ
•強弱の付け方(表現力)
■コツ:
•最初は恥ずかしいかも知れませんが、自分の癖に気付ける。
•成長記録にもなるため、毎日続けるとモチベーションが上がる。
■注意点:
•聞き返すときは、「テンポ・音のミス・リズム・強弱」に注目。
•改善点をメモしておくと次回に活かせる。
■よくあるミス:
•聞き返すのが恥ずかしくて録音だけして終わる。
•聞いたときに「何が良くて何が悪いか」を判断しない。
•毎回同じミスをしていても気づけない。
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