【フォークギターとアコースティックギターの違いは?】ギター未経験者が意外と知らない100のこと/日本音楽能力検定協会

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日本音楽能力検定協会です。
今回はギター未経験者、または初学者の方が意外と知らないギターの事を100選にまとめさせていただきました。
特に誤解の多い項目には説明を補足し太線で表記させていただいておりますので、初学者の方はぜひご参照ください。

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【構造・種類編】

1. ギターには「エレキ」「アコースティック」「クラシック」など種類がある
※フォークギターはアコースティックギターの古い呼称

2. アコースティックギターにも「スチール弦」と「ナイロン弦」がある
3. クラシックギターは弦が柔らかいので指に優しい
※ガットギターと呼ばれ、テニスのラケットのようなガットを弦として利用するギター

4. エレキギターはアンプがないと音が小さい
※アンプという音を増幅するスピーカーを使わないと音がほとんど聞こえないので、近所迷惑にならない

5. フレットとは音の高さを決める金属の棒のこと
6. ヘッドには弦を巻くペグがある
7. 弦は6本が基本(7弦や12弦もある)
8. 弦は数字が小さいほど細い
9. ギターの木材によって音が変わる
10. ピックアップは音を拾うマイクのようなもの
※このピックアップがあることで、アンプを通して音が出るエレキギターとなる。アコースティックギターにピックアップがついているものはエレアコと呼ばれる。


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【演奏編】

11. 弦は押さえるだけでは音は出ない、右手で弾く必要がある
※ピアノのように押さえるだけでは音が出ず、バイオリンのように弦を押さえる手ともう片方の手で弦を弾く必要がある。

12. 弦を押さえる位置によって音程が変わる
13. コードとは複数の音を同時に鳴らすこと
14. Fコードは初心者の最初の挫折ポイント
※Fコードが押さえられずギターを辞めてしまった人はギターをやっていたうちに入らない。Fが押さえられてからがギター。逆に言うとFが押さえられると弾ける曲の幅が一気に何十倍にも広がる。

15. チューニングが狂うと全部が台無しになる
16. 音程は12フレットでちょうど1オクターブ上がる
※そもそも音階はド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ、ソ#、ラ、ラ#、シ、の12音。ギターは1フレットごとに半音なので、12フレット上がれば1オクターブ上の同じ音となる。

17. スライド・ハンマリング・プリングなど特殊奏法がある
18. ギターソロはメロディを弾いている
19. 指弾き(フィンガーピッキング)とピック弾きがある
20. カポタストでキーを変えられる

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【機材編】

21. アンプによって音が全く変わる
22. エフェクターとは足で踏んで音を加工する機械
23. ロックな曲で使用される歪み(ディストーション)サウンドはエフェクターで作る
24. シールド(ケーブル)の質で音が変わる
25. チューナーは音合わせに必須
26. ストラップは立って弾く時に必要だが、初めて立って弾くと座っている時と全く感覚が変わり弾けなくなる
27. ギターにはボリュームとトーンのつまみがある
28. エレキギターには「シングル」「ハムバッカー」というピックアップの種類がある
29. ストラトキャスター、テレキャスター、レスポールなど、ギターの機種の違いによって音が全く異なる
30. ワウペダルは一度踏んでスイッチをオンにし、その後はリズムよく踏み続ける

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【日常・メンテナンス編】

31. 弦は定期的に交換が必要(1〜2ヶ月が目安)
32. 弦は汗で錆びる
33. 指板に手垢がたまる
34. ギターのネックは時間と共に反っていく
※弦を張ってある方に反るのが順反り、背中側に反るのが逆反りと言い、定期的にメンテナンスが必要

35. 弦高は調整できる
※弦からネックまでの距離のことを弦高と言い、高すぎると弾きにくく、低すぎると音がビビって出なくなる
36. チューニングは毎回やるべき
※数日に一度やればいいと思っている人が多いが、歯磨きと同じように練習前、本番前には必ずチューニングを行う。長時間練習する場合などは1時間に1度くらいは行うとより良い。

37. ギターを立てかけておくと倒れやすい
38. 乾燥や湿気でギターがダメになることがある
※そのため高価なギターのケースには乾燥剤などが入れられている

39. ソフトケースは軽いけど衝撃に弱い
40. ハードケースは重いけど丈夫

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【音楽理論・豆知識編】

41. 開放弦(押さえない音)も重要
42. ドレミファソラシドは英語で言うと「CDEFGABC」
※日本語では「はにほへといろは」

43. コードには「メジャー」「マイナー」がある
44. 同じコードでも押さえ方がいくつもある
45. 転調するとコードが一気に変わる
46. アドリブ演奏はスケール(音階)を覚えると出来るようになる
47. ブルースは3コードで成立する
48. パワーコードは2音で迫力が出る
49. キーによって使えるコードがある程度決まる
50. ギターは移調楽器ではない(記譜通りの音が出る)
※移調楽器とはトランペットやサックスなどのこと

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【練習編】

51. 指先が痛くなるのは最初だけ
※慣れてくると指先が固くなり、痛くなくなる

52. 毎日10分でも弾くと指が慣れる
53. メトロノーム練習が非常に大事
54. コードチェンジは最初は遅くても大丈夫
55. 鏡を見ながらフォームをチェックすると良い
56. 録音して聴くと自分のクセが分かる
57. 歌いながら弾くと脳が鍛えられる
58. 速弾きは地道な反復練習の積み重ね
※しかし筋トレではない要素もあるので、力んで頑張るのはNG。飽くまでもコツを掴むための練習という意識が重要。

59. 上達は「できることの反復」で生まれる
60. 楽譜が読めなくてもタブ譜で弾ける
※しかしそのせいで楽譜を全く理解しない初学者の方も増えている。楽譜の読み書きも出来るに越したことは無い。


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【文化・雑学編】

61. ギターは世界中で最も人気のある楽器の1つ
62. エレキギターは1950年代に広まった
63. ギターはポップスからメタルまで幅広く使われる
64. 著名なギタリストに憧れて始める人が多い
65. ギターは上達に連れて次のギターや新しいギター、別の特徴のギターが欲しくなる
66. 左利き用ギターも存在する
67. 世界一高価なギターは数億円することもある
68. 指が短くても上手くなれる
※手の大きさや指の長さはほとんど関係ありません。世界には指が3本しかないプロギタリストや、両手を失って足でギターを弾く人も存在します。

69. ピックにも素材や厚みで音が変わる
70. 音作りは永遠に完成しない
※エフェクターでの音作りにハマってしまうと永遠に抜け出せなくなります。


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【ネット・現代事情編】

71. YouTubeでタダで学べる時代
72. オンラインレッスンも充実している
73. スマホアプリでチューニングできる
74. SNSで簡単に演奏をシェアできる
75. DAWと接続して録音・編集も可能
76. 自宅でも音を出さずに練習できる(ヘッドフォンアンプなど)
77. 安いギターでもアンプやエフェクターなどで良い音を作れる
78. 中国製ギターも年々クオリティが上がっている
79. サブスクで伴奏音源を流して練習できる
80. 自分の演奏をAIが評価してくれる時代

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【マニアック編】

81. チューニングには「ドロップD」など変則もある
※レギュラーチューニングはEADGBEだが、全て半音下げたD#、G#、C#、F#、A#、D#は「半音下げチューニング」、6弦だけを全音下げたDADGBEは「ドロップD」、他にも曲やバンドにより様々なチューニング方法が存在する。

82. 弦の張る順番でチューニングが安定するか変わる
83. フレット数が違うモデルもある(21、22、24など)
84. ネックの太さや形状で弾きやすさが変わる
85. ギターソロ中にボリュームを操作する技もある
86. ストラップの長さでフォームが変わる
87. ギターを逆さまに持つ人もいる(カート・コバーン、ジミ・ヘンドリックスなど)
88. アームで音を揺らせる(トレモロ)
89. ビブラートは弦を揺らす技術
※歌のビブラートは本来の音程より半音下がって戻ってくるのが基本だが、ギターのビブラートは本来の音程より半音や全音上がって戻ってくる。

90. ヴァイオリンのような弾き方がある
※ボリュームつまみを操作することでギターの弦を弾く瞬間のアタック音を消し、まるでヴァイオリンのような演奏ができる奏法がある。

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【その他】

91. ギターの音は視覚的にイメージしやすい
92. 絶対音感がなくてもギター演奏に何の支障もない
※音楽未経験者の中には「ギターや楽器を弾くには絶対音感が必要」と誤解している方が多く見受けられますが、プロの中にも絶対音感を持っている人は多くありません。

93. 弾き語りはコード進行とリズムの組み合わせ
94. 曲によってカポの位置を変えるだけで簡単に弾けるようになる
95. ギターのパート譜はTAB譜で書かれることが多い
96. 音程のズレは耳でも覚えるようになる
97. バンドではギターは「バッキング」と「リード」に分かれることが多い
98. ギターが弾けると他の弦楽器にも入りやすい
99. ギターは音楽理論の学習にも最適な楽器の一つ
100. 何歳からでも始められる、そして一生続けられる楽器

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