2025/06/07
日本音楽能力検定協会です。
数十年前と違い、ライブハウスでの活動は行わず、インターネットやSNS上で活動をし、ファンを増やしてからライブを行うバンドが増えています。
それでもやはりまだまだ「バンド活動はライブハウスでやるもの」と妄信してしまっているバンドマンが多く見受けられるため、今回はバンド活動をライブハウスで行わない(=ライブハウスに依存しない)8のメリットをご紹介させていただきます。
近年の音楽環境の変化をふまえて、ライブ以外の活動の幅も広がっています。
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例えば2万円のノルマだとすると2,000円チケット×10枚が、あなたのバンドが事前に売るべきチケット枚数となり、売れなかった場合にはあなたのバンドがその負担を負うこととなり、赤字となるわけです。
ノルマを必ず達成できる、もしくは上回れるだけの動員の自信がある場合にはライブハウスでの活動も悪くないのですが、
・自分達にはまだ動員力がない(ファンがいない)
・対バン相手のお客様目当てでライブに出る
という場合には、金銭的にもマイナスになる可能性が高いだけでなく、対バン相手にも失礼ですので、ライブハウスの活動は控えることをお勧めします。
それが結果的にコスト削減にも繋がります。
現代では無料でできる活動が数多くあるため、動員力のないバンドがわざわざお金を払ってライブに出演する必要がないのです。
ライブハウスでの活動:2万円~10万円
SNSやライブ配信での活動:0円
必ず〇人は呼ばなくては・・・というプレッシャーのあまり、知人や友人に連絡をしてライブに来てもらうようお願いするのはバンド活動ではありません。
また、対バンのバンドメンバーと仲良くなってお互いのライブの動員になり合うという行為も、お互いのバイト代を仲間内で回しているだけで、バンド活動になっていません。
インターネットやSNS、ライブ配信などでの活動は事前に集客する必要がなく、たとえお客様が0人でも赤字にはならず、プレッシャーなく気軽に認知活動を行うことが出来ます。
ライブハウスでの活動:プレッシャーあり※集客できないと赤字
SNSやライブ配信での活動:プレッシャーなし※集客できなくても±0
しかもその日に体調が悪くなったなどの理由で出演ができなくなってしまうと、
・数少ない活動の場を逃してしまう
・キャンセル料として赤字を背負う
などのデメリットもあります。
その点ライブ配信やSNSでの活動は日時を問いませんし、素敵な投稿や動画であればあなたが眠っている間にも誰かがそれを視聴・発見し、あなたに魅了される可能性があります。
当日に体調が悪くなってしまっても赤字を被ることもなければ、また次の日にやればいいだけのことですので、こちらもプレッシャーや制限が少なく、自由度が非常に高い活動と言えます。
ライブハウスでの活動:月に1~3回程度
SNSやライブ配信での活動:24時間365日
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そのため、明らかに異色なバンドはイベントに合わなかったり、ライブハウス側に嫌われてしまったりする危険性もあります。
また、照明やSEなどもライブハウスによって制限があるため、全てをあなたの世界観に合わせることは出来ません。
その点SNSやライブ配信、YouTube動画での活動では、エフェクトや字幕、カット割りなども全て自由にすることが出来るため、あなたの世界観を余すことなく表現することが可能となります。
ライブハウスでの活動:照明やSEなど制限あり
SNSやライブ配信での活動:自由
ライブハウスに出演してファンを獲得するという活動方法は、とうの昔に終了しています。
現在50~60代の方の時代にはバンドブームというものがあり、ライブハウスに人があふれていたため、無名のバンドでもとにかくライブハウスに出演すれば多くの人の目に触れ、ファンを獲得できるチャンスがあったのです。
しかし、バンドブームは去り、現在30~40代の方の時代では、ライブハウスにお客様がいない状態だがライブハウスに出るしかないという時代がありました。
しかし現代ではインターネットやSNSの普及により、ライブハウスとはネット上で作ったファンを呼ぶ場所となりました。
それなのに未だにネット上での活動に尽力せず、ライブハウスでごく少数のお客様を相手にパフォーマンスをしているというのは、
もうライターなどがあるこの時代に、大雨の中で木をこすって火を起こそうとしているようなものです。
この時代にライブハウスでコツコツ活動することは努力ではありません。
ただの情報弱者、または、新しい時代を受け入れられない昔の人です。
昔と違ってボタン一つで世界中にあなたの魅力を伝えられる武器があるにも関わらず、昔の時代のやり方にこだわって無駄な時間を過ごしているだけです。
もうライブ活動はやめにして、YouTube、TikTok、Instagramなど、ネットでの発信を軸にし、そこで出来たファンに会うため、またはより濃密な価値を提供するためにライブハウスを利用するという活動に切り替えましょう。
昔のライブハウス:ファンを増やす場所
今のライブハウス:作ったファンを呼ぶ場所
特に自分が動員したお客様は既に自分のファンであるため、実は他のお客様がターゲットとなっており、対バン相手の動員が少ない場合などは、あなたのバンドにとってはその日に出演してパフォーマンスをする意味が薄れてしまいます。
バンド活動とは自分のファンに向けてするものではなく、まだあなたに興味のない人達をファンにするために行うものです。
ですので他のバンドのお客様が実質的なターゲットになるわけですが、ここで大きな問題が生じます。
他のバンドのお客様は、あなた目当てで見ていないという点です。
もしかするとあなたの出番中に「早く終わらないかな」と思われている可能性もありますし、お目当てのバンドがあなたのバンドより前の出番だった場合、お目当てのバンドの出番が終わったらあなたのバンドを見ずに帰ってしまうかも知れません。
これは効率の良いバンド活動とは言えません。
その点SNSやライブ配信、YouTubeでの動画活動などは、数十人どころか数百人、数千人、数万人に一気に届けることができるだけでなく、同じ土俵で他のバンドと戦っているわけでもないので、あなたの動画やライブ配信が面白ければファンになってくれる可能性が高まるのです。
まずは多くの人に知ってもらうことが最優先です。
1.メディア(SNSやYouTubeなど)で100万人に知ってもらう
↓
2.その中のほとんどはあなたに興味を持たないが、10万人はあなたを少し好きになる
↓
3.10万人のライトファンの中のほとんどはあなたのライブに行くほど興味を持たないが、1万人はライブに来るほど熱狂的なファンになる
大まかにはこのような流れが理想的です。
あなたもきっと好きなバンドを最初に知ったのはTVであったりYouTubeであったりしたはずです。
しかしなぜかバンドマンは「ライブ活動」という最も人数の少ない場所から活動を初めてしまうため、たまたま10人いるお客様の中の1人がCDを買ってくれたが、次のライブには来てくれなかった・・・という非常に効率の悪い活動を繰り返してしまいます。
ライブハウスでの活動:数人~数十人
SNSやライブ配信での活動:70億人
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しかし、やはりある程度ジャンルが絞られてしまいますし、基本的にはバンドのみで開催されるライブイベントがほとんどです。
そもそもバンドのライブに他ジャンルのパフォーマーがコラボするという習慣自体が存在しないため、入り口が非常に狭く、「このバンドのライブを見るためにライブハウスに行く」という目的以外に、ライブハウスに足を運ぶ理由がないのです。
SNSやライブ配信、またYouTube動画などでの活動においては、他業種とのコラボが自由自在です。
バンドの方向性に合う音楽家はもちろん、衣装に関してファッションデザイナーとコラボしても良いですし、楽器に関して楽器屋さんを連れてきてトークしても面白いかも知れません。
また、すれ違う通行人にアンケートを取る動画を作ってみたり、髪のセットをしてくれる美容師さんとコラボするという考えもあるかも知れません。
バンドや音楽活動というものはどこで火が付くか分からないため、あらゆる可能性を試す必要があり、そのためにもライブハウスでの限られた活動よりも、SNSやライブ配信を利用する方が圧倒的に可能性が広がります。
ライブハウスでの活動:同業種のみ
SNSやライブ配信での活動:あらゆる業種とコラボ可能
例えばSNSのプロフィール欄に「フォロワーが1万人になるまでライブはやりません!」と宣言しても面白いかも知れません。
とにかく人と違うことをやるのが成功のコツですので、「他のバンドがやっているから・・・」という理由で同じような活動をしてしまうと、あなたも同じように失敗します。
ライブハウスに出演することが悪いと言っているのではありません。
しかし、未だにライブハウスでたまたま出会った少数をファンにしようと活動するのは、あまりにも時代に合っていません。
現代の便利なツールを最大限利用し、あなたのバンドの魅力をより多くの人に伝えられるよう工夫してみてください。
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数十年前と違い、ライブハウスでの活動は行わず、インターネットやSNS上で活動をし、ファンを増やしてからライブを行うバンドが増えています。
それでもやはりまだまだ「バンド活動はライブハウスでやるもの」と妄信してしまっているバンドマンが多く見受けられるため、今回はバンド活動をライブハウスで行わない(=ライブハウスに依存しない)8のメリットをご紹介させていただきます。
近年の音楽環境の変化をふまえて、ライブ以外の活動の幅も広がっています。
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1.コストの削減
ライブハウスでは出演料(ノルマ)が発生するため、基本的にはマイナスからのスタートとなります。例えば2万円のノルマだとすると2,000円チケット×10枚が、あなたのバンドが事前に売るべきチケット枚数となり、売れなかった場合にはあなたのバンドがその負担を負うこととなり、赤字となるわけです。
ノルマを必ず達成できる、もしくは上回れるだけの動員の自信がある場合にはライブハウスでの活動も悪くないのですが、
・自分達にはまだ動員力がない(ファンがいない)
・対バン相手のお客様目当てでライブに出る
という場合には、金銭的にもマイナスになる可能性が高いだけでなく、対バン相手にも失礼ですので、ライブハウスの活動は控えることをお勧めします。
それが結果的にコスト削減にも繋がります。
現代では無料でできる活動が数多くあるため、動員力のないバンドがわざわざお金を払ってライブに出演する必要がないのです。
ライブハウスでの活動:2万円~10万円
SNSやライブ配信での活動:0円
2.集客プレッシャーの軽減
前項でもお伝えした通り、ライブハウスに出演する以上はチケットノルマを背負うことになり、金銭面だけでなく、集客ができず対バンのお客様だけをあてにすることは失礼にあたります。必ず〇人は呼ばなくては・・・というプレッシャーのあまり、知人や友人に連絡をしてライブに来てもらうようお願いするのはバンド活動ではありません。
また、対バンのバンドメンバーと仲良くなってお互いのライブの動員になり合うという行為も、お互いのバイト代を仲間内で回しているだけで、バンド活動になっていません。
インターネットやSNS、ライブ配信などでの活動は事前に集客する必要がなく、たとえお客様が0人でも赤字にはならず、プレッシャーなく気軽に認知活動を行うことが出来ます。
ライブハウスでの活動:プレッシャーあり※集客できないと赤字
SNSやライブ配信での活動:プレッシャーなし※集客できなくても±0
3.スケジュールの自由度が高い
ライブハウスに出演する場合は遅くとも1~2か月前には日程が決定されます。しかもその日に体調が悪くなったなどの理由で出演ができなくなってしまうと、
・数少ない活動の場を逃してしまう
・キャンセル料として赤字を背負う
などのデメリットもあります。
その点ライブ配信やSNSでの活動は日時を問いませんし、素敵な投稿や動画であればあなたが眠っている間にも誰かがそれを視聴・発見し、あなたに魅了される可能性があります。
当日に体調が悪くなってしまっても赤字を被ることもなければ、また次の日にやればいいだけのことですので、こちらもプレッシャーや制限が少なく、自由度が非常に高い活動と言えます。
ライブハウスでの活動:月に1~3回程度
SNSやライブ配信での活動:24時間365日
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4.独自の演出や空間演出ができる
ライブハウスでのライブでは、ある程度ジャンルの近いバンドが集められたり、イベント毎に主旨があったりします。そのため、明らかに異色なバンドはイベントに合わなかったり、ライブハウス側に嫌われてしまったりする危険性もあります。
また、照明やSEなどもライブハウスによって制限があるため、全てをあなたの世界観に合わせることは出来ません。
その点SNSやライブ配信、YouTube動画での活動では、エフェクトや字幕、カット割りなども全て自由にすることが出来るため、あなたの世界観を余すことなく表現することが可能となります。
ライブハウスでの活動:照明やSEなど制限あり
SNSやライブ配信での活動:自由
5.オンライン発信に注力できる
心のどこかにまだ「ライブハウスで活動するべき」という概念があると、SNSや動画での活動に専念することが出来ません。ライブハウスに出演してファンを獲得するという活動方法は、とうの昔に終了しています。
現在50~60代の方の時代にはバンドブームというものがあり、ライブハウスに人があふれていたため、無名のバンドでもとにかくライブハウスに出演すれば多くの人の目に触れ、ファンを獲得できるチャンスがあったのです。
しかし、バンドブームは去り、現在30~40代の方の時代では、ライブハウスにお客様がいない状態だがライブハウスに出るしかないという時代がありました。
しかし現代ではインターネットやSNSの普及により、ライブハウスとはネット上で作ったファンを呼ぶ場所となりました。
それなのに未だにネット上での活動に尽力せず、ライブハウスでごく少数のお客様を相手にパフォーマンスをしているというのは、
もうライターなどがあるこの時代に、大雨の中で木をこすって火を起こそうとしているようなものです。
この時代にライブハウスでコツコツ活動することは努力ではありません。
ただの情報弱者、または、新しい時代を受け入れられない昔の人です。
昔と違ってボタン一つで世界中にあなたの魅力を伝えられる武器があるにも関わらず、昔の時代のやり方にこだわって無駄な時間を過ごしているだけです。
もうライブ活動はやめにして、YouTube、TikTok、Instagramなど、ネットでの発信を軸にし、そこで出来たファンに会うため、またはより濃密な価値を提供するためにライブハウスを利用するという活動に切り替えましょう。
昔のライブハウス:ファンを増やす場所
今のライブハウス:作ったファンを呼ぶ場所
6.ファン層を全国・全世界に広げられる
ライブハウスの活動では自分が動員した数名~数十名、他のバンドが動員した数名~数十名がターゲットとなります。特に自分が動員したお客様は既に自分のファンであるため、実は他のお客様がターゲットとなっており、対バン相手の動員が少ない場合などは、あなたのバンドにとってはその日に出演してパフォーマンスをする意味が薄れてしまいます。
バンド活動とは自分のファンに向けてするものではなく、まだあなたに興味のない人達をファンにするために行うものです。
ですので他のバンドのお客様が実質的なターゲットになるわけですが、ここで大きな問題が生じます。
他のバンドのお客様は、あなた目当てで見ていないという点です。
もしかするとあなたの出番中に「早く終わらないかな」と思われている可能性もありますし、お目当てのバンドがあなたのバンドより前の出番だった場合、お目当てのバンドの出番が終わったらあなたのバンドを見ずに帰ってしまうかも知れません。
これは効率の良いバンド活動とは言えません。
その点SNSやライブ配信、YouTubeでの動画活動などは、数十人どころか数百人、数千人、数万人に一気に届けることができるだけでなく、同じ土俵で他のバンドと戦っているわけでもないので、あなたの動画やライブ配信が面白ければファンになってくれる可能性が高まるのです。
まずは多くの人に知ってもらうことが最優先です。
1.メディア(SNSやYouTubeなど)で100万人に知ってもらう
↓
2.その中のほとんどはあなたに興味を持たないが、10万人はあなたを少し好きになる
↓
3.10万人のライトファンの中のほとんどはあなたのライブに行くほど興味を持たないが、1万人はライブに来るほど熱狂的なファンになる
大まかにはこのような流れが理想的です。
あなたもきっと好きなバンドを最初に知ったのはTVであったりYouTubeであったりしたはずです。
しかしなぜかバンドマンは「ライブ活動」という最も人数の少ない場所から活動を初めてしまうため、たまたま10人いるお客様の中の1人がCDを買ってくれたが、次のライブには来てくれなかった・・・という非常に効率の悪い活動を繰り返してしまいます。
ライブハウスでの活動:数人~数十人
SNSやライブ配信での活動:70億人
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7.他業種とのコラボがしやすい
ライブハウスで行われるバンドのライブイベントでも、転換時にお笑い芸人の方が漫才をしたり、音楽以外のパフォーマンスが行われることも多少はあります。しかし、やはりある程度ジャンルが絞られてしまいますし、基本的にはバンドのみで開催されるライブイベントがほとんどです。
そもそもバンドのライブに他ジャンルのパフォーマーがコラボするという習慣自体が存在しないため、入り口が非常に狭く、「このバンドのライブを見るためにライブハウスに行く」という目的以外に、ライブハウスに足を運ぶ理由がないのです。
SNSやライブ配信、またYouTube動画などでの活動においては、他業種とのコラボが自由自在です。
バンドの方向性に合う音楽家はもちろん、衣装に関してファッションデザイナーとコラボしても良いですし、楽器に関して楽器屋さんを連れてきてトークしても面白いかも知れません。
また、すれ違う通行人にアンケートを取る動画を作ってみたり、髪のセットをしてくれる美容師さんとコラボするという考えもあるかも知れません。
バンドや音楽活動というものはどこで火が付くか分からないため、あらゆる可能性を試す必要があり、そのためにもライブハウスでの限られた活動よりも、SNSやライブ配信を利用する方が圧倒的に可能性が広がります。
ライブハウスでの活動:同業種のみ
SNSやライブ配信での活動:あらゆる業種とコラボ可能
8.活動の差別化ができる
未だにライブハウス中心のバンドが多い中で、それ以外の方法でファンを増やしていると「新しい」「面白い」という印象を与えることができます。例えばSNSのプロフィール欄に「フォロワーが1万人になるまでライブはやりません!」と宣言しても面白いかも知れません。
とにかく人と違うことをやるのが成功のコツですので、「他のバンドがやっているから・・・」という理由で同じような活動をしてしまうと、あなたも同じように失敗します。
ライブハウスに出演することが悪いと言っているのではありません。
しかし、未だにライブハウスでたまたま出会った少数をファンにしようと活動するのは、あまりにも時代に合っていません。
現代の便利なツールを最大限利用し、あなたのバンドの魅力をより多くの人に伝えられるよう工夫してみてください。
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